「ちんどん屋」さん3 ― 2006年01月17日 00:11
今日が最後です。長くなってごめんなさい。
ちんどん屋さんの極意は、あまり歩き回らないことらしい。おばーちゃんや子供の話を良く聞いてあげるだけで、口コミで宣伝してくれるそうです。
また、出会う人が町の情報(たとえばお店の従業員の態度、商品の良し悪し)を教えてくれるし、直接肌で感じることも出来る、まさにダイレクト・コミュニケーションなのです。
前出の学校での演奏において、演劇やコンサートでは騒ぎまくっていた子供たちも「ちんどん」の演奏には最初騒いでいても次第に静かになるそうです。その理由はもともと「ちんどん」は騒がしい街中で行うもの、また人が聞いていようが聞いていまいがお構いなしだからだと。押し付けがましいところが一切ないところが魅力なのかもしれない。
修学旅行の体験にしても、年間30~40件受け入れているが、お行儀のよい生徒からそうでない生徒まで30分の外での実習で生き生きとしてくるそうです。今まで大人の監視の下で反発を覚えていた子供たちが、通行人から「がんばってるね」とか「チラシありがとう」といわれるだけで充実感を覚えるらしい。
私なりに感じたダイレクト・コミュニケーションの極意は、「むだ話はむだでない」「特定のひとに語りかけようとするのではなく無意識に誰にでも語りかける」「自然に感謝やほめる言葉をかける」かな。
衰退産業といわれて久しいちんどん屋さんも消えることなく時代のニーズを汲み取りながら生き残っている。林さんも「時代の最先端にいる必要はなく。仕事が面白く生きがいとやりがいをもって利益さえだせればいいのでは」と語っておられた。
懇親会の余興では、林さんを含め4人の方が「ちんどん」の芸を披露してくれた。林さん以外は皆若く、5ケ国語たんのうな国立外大卒の才媛が屈託もなく楽しそうにクラリネットを吹いていたのが印象的でした。
ちんどん屋さんの極意は、あまり歩き回らないことらしい。おばーちゃんや子供の話を良く聞いてあげるだけで、口コミで宣伝してくれるそうです。
また、出会う人が町の情報(たとえばお店の従業員の態度、商品の良し悪し)を教えてくれるし、直接肌で感じることも出来る、まさにダイレクト・コミュニケーションなのです。
前出の学校での演奏において、演劇やコンサートでは騒ぎまくっていた子供たちも「ちんどん」の演奏には最初騒いでいても次第に静かになるそうです。その理由はもともと「ちんどん」は騒がしい街中で行うもの、また人が聞いていようが聞いていまいがお構いなしだからだと。押し付けがましいところが一切ないところが魅力なのかもしれない。
修学旅行の体験にしても、年間30~40件受け入れているが、お行儀のよい生徒からそうでない生徒まで30分の外での実習で生き生きとしてくるそうです。今まで大人の監視の下で反発を覚えていた子供たちが、通行人から「がんばってるね」とか「チラシありがとう」といわれるだけで充実感を覚えるらしい。
私なりに感じたダイレクト・コミュニケーションの極意は、「むだ話はむだでない」「特定のひとに語りかけようとするのではなく無意識に誰にでも語りかける」「自然に感謝やほめる言葉をかける」かな。
衰退産業といわれて久しいちんどん屋さんも消えることなく時代のニーズを汲み取りながら生き残っている。林さんも「時代の最先端にいる必要はなく。仕事が面白く生きがいとやりがいをもって利益さえだせればいいのでは」と語っておられた。
懇親会の余興では、林さんを含め4人の方が「ちんどん」の芸を披露してくれた。林さん以外は皆若く、5ケ国語たんのうな国立外大卒の才媛が屈託もなく楽しそうにクラリネットを吹いていたのが印象的でした。
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