占いのポイント2006年01月26日 22:38

 依頼者は昭和61年7月13日生まれ:女性

 それでは、具体的に占ってみましょう。
 実際には「算命占星学」の本の付表を見ながら、星を割り出していくので非常に面倒です。本によっては早見表で、またはパソコン・ソフトで割り出すことも出来ますのであればそちらをお勧めします。(表だけですと面倒だし、ミスもし易い。)
 今回は一番面倒な方法を取りますので、本当に面倒なんだなというところをご理解いただければそれで結構。読み飛ばしてください。
 まず生年月日より核(宇宙創造の神の位置)を割り出しそれに基づいて、人体星図の頭、胸、腹、右手、左手の十干と右肩、右足、左足の十二支を表より見つけます。
 次に、主星表より核と上で出した十干との関係で星を割り出し、従星表で核と上で出した十二支より星を割り出します。

 ★十干:甲(きのえ)乙(きのと)丙(ひのえ)丁(ひのと)戊(つちのえ)己(つちのと)庚(かのえ)辛(かのと)壬(みずのえ)癸(みずのと)
 ★十二支:子(ね)丑(うし)寅(とら)卯(う)辰(たつ)巳(み)午(うま)未(ひつじ)申(さる)酉(とり)戌(いぬ)亥(い)
 ★主星:貫索星、石門星、鳳閣星、調舒星、禄存星、司禄星、車騎星(騎は車編ですがないので当て字)、牽牛星、龍高星、玉堂星の十大主星。
 ★従星:天貴星(9)、天恍星(7)、天南星(10)、天禄星(11)、天将星(12)、天堂星(8)、天胡星(4)、天極星(2)、天庫星(5)、天馳星(1)、天報星(3)、天印星(6)の十二大従星。()内は運勢エネルギーの強さ。

 以上より、彼女の十干は戊(つちのえ)を核とし、頭、胸、腹、右手、左手は丙、丁、乙、戊、己。同じく十二支は右肩、右足、左足で寅、未、午。これに対応する星は、頭から順番に、龍高星、玉堂星、牽牛星、貫索星、石門星、天貴星、天堂星、天将星。

 ついでに、年運天中殺と年運についても調べておきましょう。
 年運天中殺も天中殺表から核と左足の組み合わせで出せる。彼女は子、丑。
 年運は核と調べたい年の頭で割り出します。(2月4日~翌年2月3日)今年の年頭の十干は二月三日までは乙、それ以降は丙。年運早見表より乙は牽牛星、丙は龍高星。
 占う前に、生日、生月、生年の十二支のいずれかに天中殺と同じ干支が現れると、宿命天中殺といって別の解釈になるので注意。彼女はそれぞれ午、未、寅なので子、丑とは異なるので宿命天中殺はないといえる。
 これで準備は整いました。それでは、占って参りましょう。最初は個々に占い、後は全体的を見通していく。

 本があっても判りにくいのに、よく理解できなかったでしょう。済みません。
 それだけ面倒ということで。ご勘弁を!

 長くなったので、今日はここまで。それでは、次回をお楽しみに。