「ケータイ投資家」2006年01月11日 09:25

 日経新聞(1月9日)によれば「ケータイ投資家」が急速に膨らんでいる。
 昨年の個人投資家の売買代金は240兆円程度。(東京、大阪、名古屋の3市場合計)
 この内170~180兆円がパソコンや携帯電話を使ったネット取引。(携帯電話によるものは14兆円)残り60~70兆円が電話も含めた対面取引。

 対面取引よりネット取引がはるかに多くその差は年々拡大している。
 特に携帯電話からの取引拡大が顕著である。いつでも手軽に取引でき、また手数料もパソコンネット取引とほぼ同じで対面取引より安いためサラリーマンら個人投資家中心に人気が増している。
 ネット5社(松井証券、イー・トレード証券、マネックス証券、楽天証券、カブドットコム証券)に加え大和証券など大手の参入も見られ今後ますます増えていきそうだ。
 また、株式だけでなく外為証拠金取引や商品先物取引、モバイルバンキングと「ケータイ」による取引範囲は広がっている。

 「ケータイ」の多用性、どこまでいくのやら。だんだん人との接触が薄れていく。ますます非人間的な社会になっていくのだろうか?不安である。