虫は頭と数える!?2006年12月12日 12:42

 先日、「何でも鑑定団」でクワガタムシが出ていたが、アナウンサーがその数え方に何匹ではなく何頭と言っていたので「アホ」ちゃうかと聞いていたが、念のため調べてみました。
 ところがナ、ナント昆虫の数を数えるには「匹」の他に「頭」も使うらしい。ある筋によれば一般的には「匹」でよいが動物学などの文献では「頭」が多いそうです。どちらが正しくて、どちらが間違いということではないが、昆虫学の論文では「個体」や「頭」がほとんどで、「匹」と書くと論文の格が下がるそうです。へーそうなんだ。私は「トンボ1頭捕まえた」とかいうと古代にいた巨大トンボを連想してしまうのですが。
 ちなみに動物界では一般的に小さいものを「匹」、大きいものを「頭」として区別している。馬や牛は「頭」の他に「匹」も使われており、鯨は「頭」が使われている。そうすれば象は「頭」と思うがイルカは「匹」じゃないかな?他にうさぎは「匹」の他にも「羽(わ)」が使われる。(一説では仏教では動物の肉を食べることが禁止されていたためうさぎは跳ぶことより鳥であり動物ではないとしたことからと言われている。)例外的にイカやタコは「杯」が使われている。これはイカに舟と呼ばれる骨があることより舟にちなんで、タコはイカと同類ということで。鳥は「羽(わ)」のほか「翼(よく)」とも数える。人は「人」。馬も人が乗れば「騎(き)」と数える。
 「わが家では春には蝶が何頭も舞い、夏には蝉が何頭も鳴く。」なんだかなぁ~・・・。

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