いわちゃんのひとりごと

　寒さも少し緩んできたけれど、名古屋では大雪だと。どうなっているのかね？　

　ところで最近気になった記事をご紹介。日経新聞１２月１８日より

　★「ジャカルタ（インドネシア）は世界で最も危険な鳥インフルエンザの感染源となる可能性がある」★

　ジャカルタは東南アジア最大の都市（人口１０００万人）でしかも別名バードシティと呼ばれるように人と鳥が密接に生活している。ここで今年の夏よりすでに９人の感染死亡者が出ている。これは世界保健機関（ＷＨＯ）調べでは、世界最速のペース。この内８人は養鶏には縁のない人間。しかしながらバードシティの名のように市場では生きた鶏が売られており、食肉用やペット、闘鶏用として街中でも個人が飼育している。鶏と接触するのは日常茶飯事である。ベトナムでは死者が出たときハノイとホーチミンの全家禽類を処分しペットとして飼うことも禁じたため、その後の感染は抑えられているが、インドネシアでは民主主義を標榜するためこのような強権発動も出来ず、また予防や対策のための管理体制も資金難により弱体である。しかも養鶏業者のほとんどが貧しく、病院での検査を受けておらず実態がつかめていない。感染者は数十倍いるだろうと推定されている。
　日本のメーカーがインドネシアで鶏のワクチンを製造販売するというニュースを以前読んだが、十分注意をしないとかえって抗体の強い菌を作り出すのではないだろうか。少し気になった。