芸能人こそ東大へ行け2006年05月22日 23:29

 今日、「ド短期ツメコミ教育豪腕!コーチング!!」があるので楽しみにしていた。この番組中に「芸能人こそ東大へ行け!プロジェクト」がある。芸能人の集中力・熱意を勉強に向ければ、東京大学にだって合格できるはず。そんなコンセプトのもと、現役東大生が1年間かけて芸能人のコーチングに挑む。残念ながら今日はその部分の放送はなかったがその芸能人というのが最近リタイヤした江成元正(えなりかずきの弟)を除く12名。山崎邦生、小林恵実、植松俊介(シャカ)、レイザーラモンRG、いとうまい子、山田雅人、批杷田沙織、小川パンプキン(カメレオンブラザーズ)、西秋愛菜、ちゃご(モンキーチャック)、佐田正樹(バッドボーイズ)、出雲阿国。この中からぜひ東大に合格してもらいたいものだ。
 東大合格といえば、少し前に番組でやっていた「ドラゴン桜」。その最終回で教師の桜木が言ったせりふを思い出す。
 「前にも言ったと思うが、実は、俺は東大は好きじゃねぇ!東大に行ったってだけで、人生を成功したって思っている奴、目の前の相手が、東大を出たってだけで、卑屈になる奴ら、これは、みんな、ゲス野郎だ!!じゃ、そういう、ゲス野郎が大量に湧き出てくるのはなぜか・・。それはな、日本中の大半の連中が、チャレンジもしないで東大のことを、越えられない壁だと決め付けてるからだ!!勝手に奉り上げ、勝手にあきらめ、そして、勝手にコンプレックスを抱く。成功している人間は、それは、もともと才能があったからで自分は元々平凡な人間だから、努力したって無理だ。そういう思い込みが、人の人生を、どれだけ窮屈に縛り付けていることか!!世の中に越えられない壁なんてないんだ!!だからおまえら、どんなことにもできないという先入観をもつな!」
 この内容は落ちこぼれ6名中、センター試験全員合格、本試験は3勝2敗1不戦敗。東大受験を通じて色々と考えさせられるドラマでした。
 これを実証するための番組が今回のもの。ところがその前にも4月29日26時に関西テレビで放送された「めざせ!ドラゴン桜~それぞれの東大物語~」に、美少女クラブ31・ティーンエイジクラブ所属の依知川絵美(いちかわえみ)が出演している。依知川絵美は、東京大学を受験し不合格という結果でしたが、某有名私立女子大に合格し、この春から女子大生だそうです。したがってこの番組はある意味2番煎じかな!?
 しかし、さらに遡れば「進ぬ!電波少年」の「電波少年的東大一直線」の坂本ちゃんとケイコ先生(坂本ちゃんは1966年4月生まれのお笑い芸人で当時35歳)がいる。結局センター試験に落ち急遽番組名を「電波少年的どこでもいいから一直線」に変更したが、日本大学の文理学部中国語中国文化学科に合格している。
 東大受験を通じて数々のドラマが繰り広げられるのはノンフィクションであるため伝わるものが多く感激するが、いまだ合格者を出していないのも事実である。それもあって今回誰でもいいからぜひ合格してくれ。ただ番組や受験生のブログから徐々に情熱が遠のいているようで心配である。これからも応援して行くつもり。悪乗りでなく真剣にがんばれ芸能人!しっかり応援しますよ!きっと壁は乗り越えられる!!(特に山崎!)
 東大ブログ http://www.tv-tokyo.co.jp/gowan/blog.html