男子フィギュア頑張れ2006年02月25日 18:48

 NHKのフィギュアスケートのエキシビションを何気に見ていたが、荒川静香の演技はイナバウアーは見られたもののジャンプが一回しかなく優雅ではあったが少し元気がないように思えた。連日の取材攻勢でほとんど寝ていないとの事、まぁ無理をせず無事に帰って来てください。それに較べて、男子個人の優勝者、プルシェンコの元気のいい事。エキシビションにもかかわらず3連続ジャンプなどどんどん決めてくるし、アンコールも途中打ち切りもせず最後まで踊りきるし、フィナーレでもジャンプで登場、すばらしいの一言。しかもバイオリンの生演奏での演技。満足満足の時間でした。残念?なことに私は男子フィギュアスケートにはあまり関心がなくニュースで結果を見るだけでプルシェンコについては興味もなくほとんど知らなかった。

 ★プルシェンコ:1982年11月3日ロシア生まれ、愛称ジェーニャ。デビューは1997年世界ジュニアで優勝。その後はロシア国内、ヨーロッパ、世界選手権で常にトップクラスの成績を残す、前回の2002年ソルトレークシティーオリンピクでは金メダルが確実視されるも結果は銀メダル。2005年6月に結婚すると共に演技に安定さが増し、今回は「金メダルは確実」のプレッシャーを乗り越え雪辱を果たす。得意技の一つに男性では珍しくビールマン・スピンがある。
 ★ビールマン・スピン:片足を頭より高く上げてスピンする技でスイスのデニス・ビールマンが最初に行ったことより命名された。

 実をいうと私の後輩(高橋大輔)が出場していたのだが、それほど熱心には応援していなかった。結果をみて非常に残念ではあったが。我が母校が通年滑れるリンクを建設していると聞いて「もったいないな~!」と思っていた。今回のオリンピックを見て考えが変わった。新聞によれば日本では名門リンクが経営難のために次々と閉鎖されているという。閉鎖されなくても営利が優先で選手が練習するにも時間外で、厳しい環境であると。

 男子選手よ女子選手に負けるな!女子選手の応援は勿論のこと、あらためて、後輩である高橋大輔と織田信成を含めた男子選手も応援していこうと思う。