浮世絵鑑賞2008年08月26日 21:32

 福岡市でボストン美術館浮世絵名品展が行われているので行ってみたが、やはりすごいね。気に入ったのは鈴木春信、歌川国政、歌川広重や葛飾北斎。
 広重や北斎の版画で使われていたブルーの顔料は鮮やかで往時の色がそのまま残っているように感じた。(後で調べたところプロシア「ドイツ」の首都ベロリン「ベルリン」で合成された化学顔料でベロ藍と呼ばれていたそうだ。)
 歌麿や写楽の作品は知っているものがなく少し残念だった。
 お土産にポストカードを探したが一番気に入った広重の「庄野・白雨」がなく、北斎の黒冨士「山下白雨」を買った。(有名な赤冨士「凱風快晴」とは異なる。)
 日本の美術品が海外に流出したのは残念だが、終戦直後の日本ではここまで良好に保存できたものか?少し複雑な心境で会場を後にした。

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