まずい、もう一杯!2006年01月06日 11:13

 明日7日は節句のうち、人日の節句、過去一年の厄払いをして、これから一年の無病息災と招福を祈願する日。本来ならばおせち料理でお祝いするところなんでしょうが正月さんざんご馳走を食べた後なので、平素の食事に戻す意味もあって質素なおかゆでお祝いをする。冬に不足がちなビタミン豊富な青菜を取ることで健康になるということで七日の七と神聖な数字七にちなんで七草が決められた。
 春の七草はいろいろな組み合わせがありますが「源氏物語、若菜の巻」にちなみ「せり、なずな(ペンペン草)、ごぎょう(母子草)、はこべら、ほとけのざ(おおばこ)、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)」が一般的になっている。
 私は昨年、冬至祭りをしましたが欲張って人日の節句もやりますか。七日の朝七時に七草粥を食べてスリーセブンでフィーバー!フォー!でもあまりおいしいものでもないんだよな~。気持ちは「うーんまずい、もう一杯!」かな。
 
 ★作り方:私はスーパーでセットを買って来る。乾燥ものもあるけれどビタミン補給から考えて当然生がお勧め。まずかぶや大根は根の部分を縦に細く切っておく、それと他の野草を一緒に容器に入れ塩を一振りして電子レンジでチン、おかゆは残りご飯があればそれを倍の水に浸してほぐし、(食べる量が少なくても水の量が多いので丼を使ったほうが良い、ふきこぼれるので受け皿も必要)電子レンジでチン。できたおかゆに塩を一つまみ加え、その上に細かく刻んだ七草を散らす。
 電子レンジのない人、本格的に作りたい人:七草は塩を一つまみ加えたお湯の中で湯がいて、細かく刻んでおく。お米は洗った後、土鍋に入れ水を加えコトコト煮る。米一合に対して5倍の水(全粥)、10倍の水(5分粥)(水加減はお好みで)、弱火で30~40分、途中焦げないように10分おきくらいにしゃもじを入れる。(かき混ぜるのではなく鍋肌をこそぐ様に)、炊き上がったら5分ほど蒸らす。これを器に盛って、お好みで塩で味付けし七草を散らす。★