桑田、夢の続きを!2006年09月26日 00:55

 身長174cm、体重80kg、1968年4月1日生まれ173勝141敗。最優秀選手1回、沢村賞1回、最優秀防御率2回、最多奪三振1回、ベストナイン1回、ゴールデンクラブ賞8回。
 身長186cm、体重100kg?、1965年8月11日生まれ189勝138敗。沢村賞1回、最多勝利3回、最優秀防御率1回、最多奪三振1回、ベストナイン2回、最優秀バッテリー 1回、ノーヒットノーラン1回。
最近3年間の成績は上は2003年から3勝0敗、3勝5敗、0勝7敗、(今期は1勝1敗)。下は9勝7敗、13勝6敗、7勝8敗、(今期は9勝7敗)。
 もうお判りの方も多いと思うが上は読売ジャイアンツの桑田真澄投手のデータ、下が中日ドラゴンズの山本昌投手のデータである。
 桑田はまだ38歳、それに対して山本昌は41歳しかも山本昌はノーヒットノーランを41歳1ヶ月で達成し日本プロ野球史上最年長記録を樹立、左腕に限れば世界記録でもある。
 桑田は200勝まで後27勝、山本昌は後11勝。山本昌はこの調子で行けば200勝は確実な気がするが桑田はいかがなものだろうか。最近の戦績は桑田7勝12敗に対し山本昌は38勝28敗。
桑田はジャイアンツの二軍でくすぶるよりはジャイアンツを出て一歩でも夢の200勝に近づきたいと決心したようだ。しかしよほど体力を鍛えなおさなければ無理なような気がする。さらには桑田を採ってくれる球団があるかどうかが大きな問題である。
 かつてロッテオリオンズに村田兆治という投手がいたが215勝177敗で最優秀防御率3回,最多勝利1回,最多奪三振4回,ベストナイン1回の記録を残した。マスターズリーグで一緒になり村田の「超人トレーニング」を見た宮本和知らはそのすさまじさに驚愕したという。その内容とは毎日1時間ほど腕立て伏せ500回、腹筋・背筋運動を1000回づつ、マシンによるトレーニングの他、ダンベルを右人差し指と中指に挟みフォークボールの形ににぎって上下させるというもの、それを猛烈なスピードで一気に行なう。そして現役を引退して十数年、年齢を50を超えた現在でも「超人トレーニング」を行い、マスターリーグ等で140kmを超えるストレートと落差20cmのフォークボールを投げている。
 桑田よもう一度、村田のように鍛えなおし、ライバル山本昌に負けないようがんばって欲しい。200勝は目前、夢を叶えろ!たとえジャイアンツと「お別れ」してもそれは新たな挑戦へのスタートでもある。夢の実現のためにも新たな球団が決まることを心から願う。