秋彼岸とお月見2006年09月21日 04:40

 9月23日(秋分の日)を彼岸の中日として前後三日間(20日から26日まで)を彼岸という(20日を彼岸の入り、26日を彼岸の明けともいう)、一般的に彼岸といえば春彼岸を指し、秋の彼岸は秋彼岸や後の彼岸というのが筋らしい。
 彼岸には先祖の霊を敬い墓参りをしたり、ぼた餅、おはぎ、団子、海苔巻き、いなり寿司などを仏壇に供えるなどします。(ぼた餅、おはぎ談義については以前書いたので割愛)
 お店に行くとお彼岸とシールが貼られた生菓子が目につきますが桜餅や柏餅にも貼られているのには少々興ざめしました。やはり私はお彼岸にはおはぎですね。
 ところで昨日こぶりのおはぎ(3個入りがなくやむを得ず6個入り)を買ってきてテレビを見ながらついつい全部平らげました。食傷気味で少し後悔。やはり3個入りが正解でした。
 お菓子ついでに10月6日が月見の日です。(旧暦で8月15日にあたるので十五夜の月、この日が秋の中間になるので中秋の名月あるいは旬の食べ物、芋を供えたところから芋名月ともいう・・・団子はこの芋の代わりといわれている)
 ところで月見には十三夜の月を観るというもう一つの月見がある。「後の月見」やお供えものから豆名月、栗名月ともいって旧暦の9月13日。今年は11月3日にあたる。
 今度はどちらの日も団子を食べ過ぎずゆっくりと月をながめるつもりです。