桑田的生き方2006年11月24日 17:26

 桑田が23日、巨人のファン感謝デーで正式に退団を決めた。ファンに「全力で自分と戦い、エースナンバーを守ってきました。18番・桑田真澄の野球は心の野球です。さようなら、21年間ありがとうございました」と声を詰まらせながらあいさつした。先に巨人の協力により年内にマイナー契約を結び年明けの渡米を目指して準備を進めていると報道されていたが、その相手先に正式なオファーではないがナ・リーグ西地区のロサンゼルス・ドジャースとサンフランシスコ・ジャイアンツの2球団があげられている。  当初はメジャーリーグへの移籍を望んでいたが、年齢的な衰えで戦力外となった桑田の力では、メジャー契約は厳しい状況。そこで桑田は単に野球だけするのではなく「語学も経営学もメジャーの組織についても野球をしながら見て、考えていきたい。」とマルチ留学の意図を明らかにし、マイナーからの出発を決意した。お金も生活費があればと覚悟を決めている。これで決まればマイナーながらメジャーへの足がかりを得たことになる。ドジャースの斉藤のようにマイナーからメジャーへ昇格した例もある。桑田よ!マルチ留学ではなく野球一筋、最初の思い200勝を目指して大リーグへの昇格のためにあらゆる挑戦をして欲しい。それが桑田的な生き方だと思う。