今日は十三夜2006年11月03日 00:24

 11月3日は十三夜ですね、第二の月見の日。前日、月見団子でも買おうかとデパートのお菓子売り場に行きましたが、どこにも売っていません。串に刺したいつものみたらし団子や餡団子はありましたが。日本の伝統を守るためにもお月見団子として売って欲しかったな!これではハロウィンに負けるはずだ!ただわずかに祝!七五三の小旗がありましたが。でも千歳飴はなくただ飾りだけのようでした。

 そういえば、もうすぐ七五三ですね。元々は平安貴族の内々の行事で3歳は男女とも今まで坊主にしていた髪を伸ばし始める儀式「髪置(かみおき)」、5歳は男子が始めて袴をはく儀式「袴着」そして七歳は女子が始めて大人風に帯を結ぶ儀式「帯解(おびとき)」「紐落とし」。庶民に広まったのは江戸時代で11月15日にまとめてお祝いしようと七五三となった。千歳飴は当時の飴屋さんが飴が伸びることより「延命し千歳まで生きる」と宣伝したことより評判になった。ところで関東ではこの通り七五三を祝うのですが京都をはじめ関西では13歳に行なう「十三参り」が盛ん、4月13日までに数えで13歳になった男女が、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を祭る寺院に詣で災厄を祓い知恵を授けてもらうそうです。これは200年ほど前嵐山の法輪寺で始まったとされています。いずれにしろほほえましい行事です、世のご両親是非お祝いしてあげてください。
 今日から連休、今晩はとりあえず月でも眺めて過ごしますか。