海賊（２） ― 2008年11月21日 20:28

「倭寇」について
倭寇は字で書けば
「日本の侵略」となり、
近年でも中国や韓国は
日本が侵略した行為を
経済的進出でさえも
倭寇と侮蔑的に用いている

歴史的には13～１６世紀
朝鮮半島や中国及び
東アジア諸地域において
沿岸及びその近辺において
海賊行為や貿易などで
活躍した海賊集団を指す

前期倭寇と後期倭寇があり
前期は日本人と高麗人の
構成であり、最初は日本人の
割合が多かったが終りの方
ではほとんど高麗人だった。

この時の日本人の中心は
元寇で肉親を殺害された
対馬、壱岐、五島および
松浦の住民であった

前期倭寇は元寇に対する
復讐と考えられている

この倭寇は朝鮮北部沿岸、
南部は内陸部まで侵略し
高麗朝滅亡の遠因となった

前期倭寇はその基地で
あった対馬が高麗時代
と次の李氏朝鮮軍により
攻撃され弱体化していった。

また倭寇に手を焼いた
明国が室町幕府に倭寇征伐
を条件に勘合貿易を
許したこともあり

密貿易で潤っていた前期
倭寇は次第に衰退した

by いわちゃん [歴史] [コメント(0)｜トラックバック(0)]