カーボンアロイ触媒2009年03月31日 10:33

日清紡が「カーボンアロイ触媒」
の実用化を果たし2010年より
本格的に製造するそうだ。

これにより燃料電池の触媒として
使われていた高価な白金に比較し
6分の1の価格で提供できるそうだ。
これで燃料電池をつかう
自動車や家庭用電源の普及に
弾みがつきそう。

しかもこの電池は白金触媒と異なり
電池の部材を腐食させることなく
電池寿命を長く出来るという。

一つの発明が自動車や家庭用電源
あるいは白金の需要まで大きな
影響を与えるかもしれない。

日清紡の株価も堅調に上がっている
この期待が大きいのだろうか。

ちなみに「カーボンアロイ触媒」は
群馬大学の尾崎純一教授が
ナノレベルの微細な球状の
炭素原子の構造体に
触媒作用があることを発見して名づけた。