グッドウィル介護撤退2007年06月15日 00:47

 とうとう訪問介護最大手コムスンの不正問題で、親会社のグッドウィル・グループは来年4月をメドに、コムスン以外も含め全介護事業から撤退することを正式に発表した。
 この発表を受け譲渡益を期待してか?一時戻していた株価が不正請求の返還が問題になったせいかそれとも売り抜けのためか?再度ストップ安(52000円)となった。皆さんニュースひとつで右往左往しているようですね。
引き受け先はコムスン以外も含めた同グループの介護関連6社を一括して引き受ける意向のニチイ学館が最有力だが譲渡額で折り合いがつくか今からの問題である。一番の問題は24時間体制を可能にしてきたコムスンが社員に強いてきたサービス残業や競争意識の高揚を他社が踏襲できるかどうかである。
 不正は許しがたいが今まで利用してきた人々の利便性が失われないことを願うばかりである。