小泉チルドレンの苦悩2007年10月29日 03:14

 次期衆院選の公認で自民党本部の回りがあわただしい。というのも小泉チルドレンは無派閥が多くそのため自民党の公認が受けられない可能性が高くなっている。
 古賀誠選対委員長は小泉チルドレンより郵政造反組で復党した面々の実力を買っており、公認をめぐり自民党内での対立が表面化しそうだ。佐藤ゆかり、猪口邦子、片山さつきら女性議員12人が伊吹文明幹事長と谷垣禎一政調会長にすがったが実にそっけない対応だったとか。やはり小泉人気に咲いたあだ花だったのか?
 ところで前回奇跡の男、杉村太蔵議員は北海道一区からの出馬を目指しているが、相手は民主党の横路孝弘衆院副議長。また自民党からも「YOSAKOIソーラン祭り」創始者の若手経営者、長谷川岳氏が出馬に意欲を示している。どちらが公認を受けられるのか微妙な情勢になっている。先に武部元幹事長率いる勉強会「新しい風」の会合で、総裁選の福田康夫氏支持に反発して退席している。これがどう響いてくるのか?落ちればただの人。小泉チルドレンの苦しい戦いは続く。