FRB利下げ日銀維持2007年09月19日 16:23

 米国のFRB(米連邦準備理事会)は短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.5%引き下げ、年4.75%とすることを全会一致で決め、即実行した。金融機関向けの貸出金利である公定歩合も0.5%引き下げ、年5.25%とした。
 ニューヨーク市場はこれとリーマン・ブラザーズの予想を上回る決算を受けて、買いが膨らみ、久しぶりの高値で取引された。
 日本の市場もこれをきっかけに急反発した。日銀は金融政策決定会合で、金融政策の現状維持(前月に続いて利上げを見送り、現状0.5%)を賛成多数で決めたが、特に材料視する動きはみられなかった。
 これでとりあえず危機を脱したが、サブプライムローンの問題が解決されたわけではなくさらなる引き下げが必要となるかもしれない。好・不況の舵取りがいよいよ難しくなる。

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