出稼ぎ横綱の茶番劇?2007年08月01日 01:03

 日本の国技といわれる相撲にけちがついた。心技体といわれている相撲に一番肝心な心が軽んじられてしまった。
 モンゴル出身とはいえ日本の風土の中で鍛え最高峰の横綱である朝青龍が名古屋場所で優勝後「左ひじ内側側副靱帯損傷、左尺骨神経障害、急性腰痛症、第5腰椎疲労骨折で約6週間の休養、加療を要する」の診断書を提出後、8月3日から始まる夏巡業を休場する届けをしていた。
 その本人がこともあろうに帰国中のモンゴルでサッカーのイベントに参加し、プレーしていた。しかもニコニコしながらシュートを打ったり、こけて両手を突いたりしていた!
 これには巡業部も激怒、「半永久的に巡業に加わらなくてもいい」と!
 帰国後、東京都内の病院で左ひじと腰の治療を受けたが、医師の判断で通院治療することになった。
 また、モンゴル国政府は、在日モンゴル大使館を通じて「朝青龍を慈善サッカー大会に無理に参加させ、同協会と朝青龍に迷惑を掛けたとして」陳謝の文書を相撲協会に渡した。
 相撲協会は1日に緊急理事会を開き、この問題への最終的な対応を決める。 

 相撲は過激なスポーツだから故障は仕方ないにしても全治6週間のケガでサッカーはないでしょう。相撲協会はモンゴル国政府の陳謝状や興行的な施策より軽く済ませようとする気配もする。(全治6週間もひじを手術した場合とトーンダウンしてきた。)
 しかしながらこれからも外国人の関取が増えてくると思うが、その範たる横綱に厳罰を与え今後の風紀粛清に努めて欲しいものだ。たとえ外国人でも日本人の心だけは引き継いで欲しい!