仙台ケヤキ並木2007年07月24日 00:57

 仙台のケヤキ並木の一部が地下鉄建設工事のために伐採される。ケヤキは宮城県、仙台市のいずれにとってもシンボルで親しみやすい木となっている。
 当初、対象のケヤキ50本(全数は223本)をすべて移植するとしていたが、その移植費が1億6千万円(一本あたり320万円)と伐採費の3千万円(一本あたり60万円)に比べると多額となり、また市民アンケートによれば「すべて移植」を支持する人は10%にすぎなかったため数本の移植を除いて伐採の方向に落ち着いた。
 ケヤキ並木は仙台駅から西公園前の1、5kmに渡るもの。国分町交差点を境にして駅側は昭和25、6年に台原自然林から移植したもので樹齢100年を超えるものもある。また西公園側は26、7年に苗木で植えられ樹齢50数年。
 他にも大イチョウやヒマラヤシーダも対象になっているとか。

 街路樹としては大きくなりすぎ、道路脇のため薄汚れて愛着も薄れてきたのかもしれないが樹が大きくなるには人同様てまひまをかけてきたはず。確かに費用はかかるだろうが、どうにかならないものかね。(寄付運動とか)一度切ってしまえばもう戻らない。「杜の都」仙台のなおれでは?1本でも多く救って欲しいものだ。