いわちゃんのひとりごと

　前に学校の偏差値を上げるために、教師が試験中に正解を示唆したり、出来の悪い生徒の点数を除外していたことが話題になっていた。
　こんどの事件も大阪の私立高校が大学受験の合格率を上げるために、優秀な生徒に複数学部学科を受験させその合格数を延べでカウントしていたもの。
　なんとその生徒は「関関同立」（関西、関西学院、同志社、立命館）と呼ばれる関西の有名４私立大学の延べ計７３学部・学科を受けさせていたことが分かった。この他にも大学入試センター試験の結果だけで合否が決まる入試で文系を含む計６８学部・学科に大量出願。すべて合格していた。受験料は１４０万円、報酬は５万円すべて学校もち。

　以前学校が予備校化していると書いたことがあるが、今回はまさにその裏付け。予備校では模擬試験のみ受けた受験生が合格した場合、本校生徒の数の中に入れるとか。
　実績が大切なことは判るが、そこまで水増ししなくても・・？それとも現実は厳しいのかな？