ネクスト・イレブン2007年01月25日 11:29

 株式における新興市場BRICsは有名になった。これは米ゴールドマン・サックスが2003年に50年後に経済大国になると予測した国の頭文字だが事実、中国を始めロシア、インドも経済的に大きく発展している。そして同じく米ゴールドマン・サックスがBRICsに続くと予測した11ヶ国をネクスト・イレブンと呼んでいる。これにはアジアの韓国、フィリピン、ベトナム、インドネシア、パキスタン、バングラデシュ。中近東のイラン、トルコ、エジプト。アフリカのナイジェリア。そして中米のメキシコ。この内ベトナムが今後高い成長率を示すのではないかと期待されている。(現在、成長率はベトナム7.9%、他はいずれも5%前後)
 新興国株式はハイリスクだがハイリターンとういう旨みもある。金融資産の1割以内の投資で、5年以上の長期保有でインフレのリスクヘッジを考えておくのもいいかもしれない。
 個別株の購入は現地の証券会社に口座を開く必要があるが、ファンドであれば日本でも買える。一定期間に限って募集するクローズド・エンド型は今、キャピタル・パートナーズ証券やグローバルリンクインベストメントなどで扱っており、いつでも売買できるオープン・エンド型は藍沢証券が扱っている。最低投資金額はキャピタル・パートナーズ証券で約200万円、藍沢証券では13万円程度ということです。
 お金に余裕のある方、ものは試しでいかがですか!?