いわちゃんのひとりごと

　関西テレビの「あるある・・」、健康番組の教祖的な存在だったのに、今回の納豆ダイエットで大きくけちをつけた。もともと納豆はダイエットでなくてもナットーキナーゼの血栓溶融効果など、他に優れた効能を持っており、今回の「あるある・・」で一時的に品薄に追い込まれた生産者も今回の一連の騒動に困惑している。反動で納豆離れが起きなければ良いのだけれども。
　マスコミにおいて視聴率を上げるため、あるいはスクープ記事を作るために時折今回のようなでっち上げの記事が問題となる。
　私の記憶している一つとして、サンゴに名前を刻む心無いダイバーとして記事になっていたものが実はわざとつけた傷であったのがばれて大問題になっていたのを思い出す。
　テレビ番組の替え歌でも有名であったが、探検番組でてかてかに光る骸骨や未開の現地人の腕に残る時計の跡など明らかにヤラセやでっち上げの番組はあった。
　しかし、今回は食物の話である。納豆も量が過ぎれば健康に支障をきたす。多くの人がその成果を信じて見ている。だからこそ納豆の品不足問題になった。
　製作者は単なる番組制作ではなく健康伝教師のような気持ちで番組を作って欲しかった。健康番組乱立の中、過当競争を強いられる番組製作者の心痛は理解できる。かといって捏造して多くのファンの信頼を裏切った責は重たい。良い番組と思っていたのに残念！