骨粗鬆症の治療に朗報2006年09月09日 20:41

 岡山大学の森山芳則教授らはうまみ成分としても知られているグルタミン酸が、骨を消化する破壊細胞の働きを抑制することを突き止めた。
日本だけで1000万人以上もいるという骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者、その内8割が女性と言われている。骨粗鬆症にかかるとカルシウム不足により骨がスカスカになってしまう。そのせいで骨が非常に折れやすくなったり、腰が曲がったりしてしまう。これが原因で寝たきりにもなってしまう。
今までは50歳以上の閉経になった女性はホルモンのバランスが崩れ骨粗鬆症になりやすいと言われていたが、最近では若い女性でもダイエットや偏食で栄養のバランスが壊れたりアルコール、タバコ、カフェインの多量摂取で骨細胞の機能低下やカルシウムの吸収阻害が生じたりして骨粗鬆症が増えている。
 予防法としてはカルシウムとカルシウムの吸収を活発化するマグネシウムとビタミンDを同時にとる必要がある。カルシウムは乳製品や大豆類、マグネシウムはヒジキや納豆、玄米などに多く含まれている。ビタミンDは魚介類に多く含まれているが、日光を浴びる事によって体内で生成される。
 次に骨に緊張を与えなければカルシウムが定着しません。激しい運動は逆効果ですが、一日20~30分毎日(すくなくとも週2,3日)軽いジョギングや歩きをする必要がある。
 ところでグルタミン酸を含む食材はといえば昆布です。こんぶの佃煮や煮こんぶなどもいいかもしれませんね。
 よし、しいたけとこんぶと大豆で佃煮を作ってみよう!(しいたけはプレビタミンDを含んでおり、日光に当たるとビタミンDに変わる)あっ、私男でした。必要ないかも。